2014年11月9日日曜日

パティのくれた贈り物⑫


車椅子に慣れてくるとまだまだ5歳の元気なお年頃なパティちゃん、以前より痛みが感じられなくなったせいか、元気倍増。
すっかり自分の足と一体化してお散歩大好き♡
でもたまにバランスをくずすと車いすごと転んでしまい、起き上がれなくなっちゃう。


パティが半身不随になって覚えた技!1-バック走行。前に歩くのも前足の力で全然問題ない(健常のころより前足から肩にかけてはすっごくたくましくなった)のですが、力を入れないですむのは(フローリング床では滑りやすい)バック走行。これは本当に早い!ツツツー!とほとんど走っている感じ。2-前足を軸にしてターン。バック走行からそのままターンはお見事!
年を取るにつれスピードは落ちてきましたが前に進むより楽なのでバック歩行はお手の物でしたね♪


身体が元気になると今までのように動けると思っていてどこにでも行ってしまうのですが、そのまま段差も降りてしまい、自分でも違う!怖いと感じたのかもしれません。以降は段差のあるところでは必ずまって『降ろして』とこちらを伺います。
ちゃんと自分の不自由な体に適応しているのですね。人間なら悲観してしまうところでしょうが(本当のパティの気持ちは分かりませんが)、できなくなったら人を使う。できる部分で補う(背中がかゆくなると以前は後ろ足で掻いていたものを椅子のヘリなどに擦って、または掻いて~っと私の手を鼻でフンッ!ってほっぽり上げて背中にあてて掻かせるし)知恵がちゃんと働くのにはお見事!


前足は身体を支えるので手を使うという動作はできなくなりました。だから『お手』もできなくなりました。でもちゃんと変わりになることはできる。昼間ベランダに出て日向ぼっこしに行くときは器用に長い鼻ずらをちょっとサッシの溝の隙間に突っ込んでちょいちょいと開けて自分の通れるところまで開けて『いってきま~す♪』
出た後はこちらをちょっと見て日向ぼっこに行きます。
日向ぼっこだけならいいのですが、ベランダに置いてある鉢物の葉っぱを食いちぎるいたずらもするのでてきとうに目を光らせて『コラッ!!』っと喝!を入れるとスゴスゴ戻ってきます。(笑)
14,5歳になって前足も衰えてくると窓のところに行って最初は自分で出ていきますが、あるていど満足するとこちらに甘えて『入れて♡』という目をして入れてあげ、もっと衰えてくると出る時も窓のそばまで行って後ろを振り向き『外行きたい♡』『帰ってきたよ♡』ってなかんじでちゃ~んと人を使うことは忘れない(苦笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿